私は一人暮らしをはじめて長くなるのですが、元々料理は好きでよく作っています。
ただ、やっぱり一人だといかに簡単に済ますか、洗い物を少なくするか、「楽で美味しい」が優先順位ダントツ1位なズボラ飯ばかり...
まあそれでも自分のために作るご飯だし、いいんですけどね。
SNSを覗けば、綺麗で映えてる手料理の写真たちがずらりと並んでいて、私はここまで頑張れるかなぁなんて思ったり。
ただやっぱり、人に料理を振る舞う時くらいしっかりと盛り付けたいし、きちんと料理がしたい。
そんな時に食器棚を覗いてみたら、一人暮らしをはじめた時に揃えたお皿を買い替える必要も特になくそのまま使っていたことや、好きなお皿があんまりないことに気づいたんです。
どんなシーンでも色々な用途で使えて、せっかくなら料理がはえる、そんなちょうどいいお皿を探していて、きほんのうつわのカップに辿り着きました。
どんな食卓にも寄り添えるマルチユースなカップ
このカップは、飲みもの、蕎麦猪口、前菜、スイーツなど、本当に色々なシーンで活躍する、食卓をほんの少し丁寧にしてくれるカップです。
さらに、電子レンジ・オーブン(150°まで)・食洗機までOKなんです。
扱いやすいのも魅力の一つ。
ころんとしたフォルムと温かみのある色合いが可愛いですよね。
カップ同士を重ねられるよう、底に高台をつけるデザインに改良したそうです。
また、きほんのうつわは、手作業で仕上げている部分も多く、だからこそ生まれる、磁器の表情のひとつとしてお楽しみいただけると嬉しいです。
資源を無駄なく使い循環させた、持続可能なうつわづくり
一般的なうつわは、鉱山から採取した土を使用して製作されているそうなのですが、このカップは原料の一部にリサイクル土を利用しています。
1997年には、岐阜県南東部の美濃東部全体(以下、東濃)で陶磁器のリサイクルを目的とした「グリーンライフ21・プロジェクト(以下、GL21)」が設立され、地域全体でで原料枯渇の問題に向き合ってきました。
今回の「カップ」に使用しているリサイクル土も、「GL21」の取り組みの一環で生まれたもの。
このリサイクル土は、岐阜県をはじめ、各地から回収した不要なうつわを粉砕し、土に混ぜ込んでいます。
他産地が単独の土を使用して焼き物をつくるのに対し、東濃は複数の土を使用するため、高度な土のブレンド技術が発展。
きほんのうつわは、東濃ならではのものづくりを活かしながら限りある資源を無駄なく使い循環させることで、持続可能なうつわづくりに取り組んでいます。
[サイズ]
直径約8cm×高さ約5.5cm(高台高さ約0.3cm)×高台直径約7cm、容量約200ml
[お手入れ方法 ]
※ 電子レンジは対応可。オーブンも150℃までなら、お使いいただけます。
※ 食洗機も使用可能です。ただし、食洗機の中でうつわ同士がぶつかり、欠けてしまうことは考えられるため、お取り扱いにはお気をつけください。